ダーツの歴史その1


『ダーツは矢が命』

みんなを虜にするあのダーツのルーツ。 なんて出だしで攻めてみたけど。 なんつーかみんな軽くお察しだとは思うのだけれど、あえてのそこから攻めてみたいと思うわけ。 とりあえずあれ。  藤原とうふ店に負けないくらいには攻めてみるつもり。 コップに水を入れてそれがこぼれないように毎朝新鮮なとうふの配達からがんばるつもり。 なんなら必殺溝落とし(片輪を溝の段差に入れて強引にコーナーを曲がる技)にもトライしつつ。 でもっておいおい水こぼれてんじゃねーかって言うわけ。 絶賛壊れかけの車の中で。 そんな経験を得てみんなも思春期に少年から大人に変わるといいと思う。 なぜならばそこに峠があるから…だ。 これが 頭文字D が真に訴えかけてるところなわけ。 案外深かったなあの藤原とうふ店。 というわけでこっちの頭文字D(ダーツ)のお話に移るのだけれども。 たしかダーツのルーツについてですっけ。 これね、ちょっとは考えてはみたものの、あっちのDに比べてこっちのDってば全然深くねぇの。 峠なんてどこにもねぇの。 ここはカルフォルニア(イメージ)なのかな?ていうくらいの地平線まで伸びる一直線なわけ。 だもんで考えるよりも先に、なんなら頭文字を追い越すレベルであれはもしかして弓矢の矢かなーつって。 矢なのかなーつって。 D(ダーツ)頭文字つって。 むしろ "もしかして" なんて文字は必要ないわけ。 断定できちゃうレベル。 だってあのフォルムなんだもの。 もうみんなにもバレバレなわけです。 だからたとえばこんな話を誰かにしちゃったとしてもだいたい一言で終わっちゃうわけ。 全然会話が広がらないの。 マジで?とか驚いてもらえないの。 だってあのフォルムなんだもの。 これが黄金色のジッポライターからキン肉マンに登場したサンシャインよろしく黄金色の人型ロボットに変身してたなら、"マジかー" とか "おーすげぇー" くらいの感嘆たる返事はまぁもらえる。おめーよく進化したなーつって。 まさかそっからトランスフォームすっとはなーつって。 でもってゴールドライッターンつってみんなで涙の合唱に移るわけ。 でもあのフォルムだものなー。 全然疑問の残る余地もありゃしないわけ。 長い年月をかけて進化したっつーかむしろコンパクトにまとまってた。 小さく小さくまとまってた。 でもたぶんそこにはハイテクノロジーとか夢とか希望がぎっしり詰まってるに違いない。 それがダーツだ。


男なら大きく生きようぜ。 大きくなれよ。 まーるしんまーるしんハンバーグ。



『狙いを定めて魂を放て』

カテゴリー的には射的競技に該当するダーツ。 あの的を狙って当てるだけの単純な行動になぜ人類はここまで熱を帯びるのか。 まずはここに焦点を当てててみようと思うわけ。 そもそも弓矢なんつーもんは太古の昔から存在してるわけで、それがまぁいつから存在してしているのかは見当もつかないくらいの大昔なのであえてそこを深く追及するのは省略するとして、まぁざっくりマンモスがまだ生きてた時代あたりなんじゃないかと思うわけ。 だって始め人間ギャートルズあたりで見たもの。 たぶん見た。 見たと思う。 ゴゴンゴーンつって。 でもってあのマンモス肉の塊うまそうって思ってた。 そんな時代にさかのぼるわけだけれども。 基本的にマンモス相手にするのも危ないわけ。 最初はね、接近戦で行ってみようぜーつって棒っきれで突きながらも頑張っていたんだけどね。 とりあえずあいつデケーの。 結構ヤバめなわけ。 まぁそこに肉の塊が待ってっからこっちは本気。 あっちも本気。 結果として被害者なんかもそこそこ出ちゃったりしちゃってね。 もっと安全で手軽にちゃちゃーとできないもんかなーつって考えるわけ。 安全第一。 これが農耕民族の日本人あたりの感性だとじゃあ米作ってみっか、肉くえないなら米いっとくかーつってる。 だけど狩猟民族は違うわけ。 いや、ぜってー、肉!つってる。 これは奴が死ぬか私が死ぬかの戦いだーてムキになる。 何ならこれが私の聖戦だーつってる。 私は騎士だからーとか勝手に我が名に誓っちゃってる。 動物相手に。 そんなこんなの幾多の聖戦の結晶が弓矢を生んだわけなのだけど。 聖戦というかむしろ食欲の証なのだけれども。 そんな時代でさえも日常的に練習という名の腕試しは行われていたと思うわけ。 思うというか絶対やってる。 でもって俺おめーよりうめーし!みたくなってる。 そんな DNA を太古の昔より脈々と受け継いでいる我々人類は矢を持ったが最後、的を狙いたくなる衝動を押さえきれなくなったとしてもそれは仕方のない事なのです。 あと焼肉は仕方ない事。 つまりダーツとは狩りだ。 ひと狩りいこうぜ。 いざ聖戦へ。


これって弓矢の話じゃね?と思ってるそこのあなた。 …正解です。



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